録音時期が全くクレジットされていないのだが、あるwebページからの情報で1981年としました。全9曲、いろんなミュージュシャンが参加しており、面倒なので省略。引き続きの好調ファラオを期待します。
1曲目のタイトル曲。神秘的な雰囲気を作り出そうとしており、少し引いて聴いていたら、いきなり陽気な展開。アフリカぽさの中で、みんなで楽しんでいるようだ。ピアノのジョー・ボナーを中心に盛り上がるバックと、好調維持のファラオ。兎に角、好き勝手に楽しむ演奏で、聴く側も自然に盛り上がってくるというもの。
冒頭にナレーションが入っているが、B.Kazuko Ishida とのクレジット。この人は、「Journey To The One」にも関わっていた人ですが、英語でのナレーション。少しは有名な方かと思ってwebページを検索すれば、某政令指定都市の市会議員しかこの名前でヒットしなかった。
まぁ、これはどうでもいい事だ。このようなアフリカ系楽しい演奏が、更に3曲続く。そして次の展開はがらっと変わって、「when lights are low」ときたもんだ。ピアノはジョン・ヒックスに替わっており、ダニー・ムーア(tp)とスティーブ・ターレ(tb)との3管で、熱気有り余る演奏となっている。
このメンバーで次には、コルトレーンがブルー・トレイン用に書いた「moment's notice」と、コルトレーンズ・サウンド用に書いた「central park west」が取り上げられている。ファラオはコルトレーンとこの2曲の共演は記録されていないが、ここでの録音では引き続き楽しみをこの曲に与えている。
最後に、ボナーと二人でしんみりと2曲演奏し、この作品は幕を閉じました。