プレスティッジ・レーベルの大スターと言えば、ジーン・アモンズであり、このコーナーでも1950年代半ばの3作品を過去に取り上げました。本日のは、トミ・フラ,ワトキンス,テイラーというピアノ・トリオにレイ・ベレッタのコンゴ入りをバックに従えての吹込みであります。
アモンズについて触れている日本の個人のwebページを幾つか読んでいたら、共通する感情を発見。大味テナーだとかいったり、ブルースとジャズのどっちつかずとか言っております。それでいながら、みんなアモンズに魅力を感じているんだよね。
さて、そういう自分はどうかと言えば、想像通りの内容を楽しんでいると言ったとこでしょう。バックに元気が無いのが残念であるが、単調なリフ・ブルースをお決まりのスタイルで演奏していながらも絵になるのは、まさにボス・テナーなのでしょうね。