オランダのレーベルからの発売作品です。歌手のマリア・ハープとギターの Matern Otten の、デュオ作品です。スタンダードとオリジナルの計15曲が収録されております。何も考えずジャケットを見てネット通販会社に注文した作品です。
日頃一緒に演奏してい二人らしく、息はぴったりと合っています。ハスキーな高音と色気のある低音というハープさんの歌声は、僕の好み。曲によりアコースティックとエレクトリック・ギターを使い分けるオッテンさんの演奏は、それなりのもの。クァルテットでこのギター演奏なら満足できるが、デュオで、しかもギターにもたっぷりと時間を割く内容の中では、シンドイ部分が多いね。『round about midnight』をギターだけで演奏しているが、船村徹の流し風ギター演奏を思い浮かべてしまいました。
他にも3枚の作品を発表しているこのコンビですが、やはりデュオなのかな。この作品のプロデュースはオッテンが行ってますが、プロデュースを他に任せて、クァルテット編成で作品を吹き込めば、良い作品が出来る予感がしました。