スミスはブルー・ノートの1585と1586にスモールス・パラダイスでのライブ盤を残しているが、これもその翌年に同じ場所で吹き込んだもの。
何故だか当時は発売されなく、1970年代になってLTシリーズで世に出された作品です。1990年にCD化する際には、そこに3曲追加され、計7曲で発売されました。4曲でティナ・ブルックスがテナーを、8曲でルーがアルトを吹いております。
ティナからルーへと熱いソロが続く場面に興奮するが、それを圧倒するがスミスのおっさん。タイトル曲では流石だねと唸ってしまう。「チェニジアの夜」では飛ばしすぎて倒れるのではと心配するほど。熱き時代の熱き1枚。
1500番台で発売されていたならば、高い評価を得ていたことでしょう。