2003年6月18日掲載
Roland Kirk       Volunteered Slavery
Atlantic原盤     1968年7月録音

 このコーナーでは久しぶりに取上げるカークですが、僕自身もカークを聴くのは久しぶりのこと。でもって、簡単にこの時代のカークについてコメントをと思ってwebページを検索したのですが、体系的にコメントしているサイトは見つからなかった。英語ページではあったのですが、やはり日本語ページを希望です。

 さて、アトランティック時代のカークは「溢れる涙」が決定打であり、今日取上げる盤はあまり語られることが少ないですね。1968年のニュー・ポート・ジャズ・フェスでのライブと、1969年のスタジオ録音が収録されております。国内盤ではともかく、輸入盤では常に入手出来る環境にあった盤だと記憶しております。

20030618

 アドリブでヘイ・ジュードのフレーズを入れているスタジオ録音のタイトル曲を耳にして思い出すのは、フィルモアの奇跡。丁度録音時期も同じようなはず。分類はジャズとロックの違いはあるが、似たような雰囲気だね。

 さてカークなんですが、コーラスを多用した多人数のバックを率いているが、本当にバック演奏だけで、カークと絡み合って上昇していくまでには程遠い内容だな。

 それはニューポート側でも言えているが、ライブということで熱気が感じられ、こっちが好み。 コルトレーンのメドレーを演奏しており、これがこの作品の目玉なのであろうが、もっと長く演奏しカークの爆発を聴きたかったね。