このレーベルからの女性ヴォーカル作品で、ジャケットでのダイアンさんの微笑が愛らしく、かつギターとピアノのクァルテットがバックとくれば、新宿ユニオン中古コーナーで見つけて買うのは当然のことでしょう。
渋めのスタンダードを並べております。
ペナンでの行き付け居酒屋「春日」のアルバイトのウエートレスに、美形ではあるが誘いたい気に全くならない女性がいた。
美形と美人は違うのだと感じたのであるが、このダイアンさんの歌にも言えることである。ボーカリーズに走る場面は全く好きではないが、大体においては真面目に歌っているのである。声質も可憐さがある。しかし、好きかと言われたら好きではないと答えるであろう。
聴き終えてジャケを再びみれば、どことなく春日のバイトの娘に似て見えてきたから不思議だ。ただし、春日のバイト娘を気に入っている人もいた。
結局は好み、これなのかな。