さて続けてパトリシアさんの作品です。シカゴにある「The Green Mill」という場所でのライブです。多分パトリシアさんが日頃演奏しているところでしょう。
ペナンでアパート選びの際にお世話になった不動産屋の女性に、このジャケに写っているパトリシアさんが似ているんだな。色気を感じさせないのだけれど、何故か魅力的なところがある感じです。
さて、このライブ盤、気に入りました。ライブということで、他のスタジオ盤と違い凝ったアレンジがなく、個人的にはすんなり聴ける作品に仕上がっています。いろんな音楽が好きだろうと想像できる彼女なのですが、この作品での白眉はサンタナでお馴染みのの「ブラック・マジック・ウーマン」でしょう。彼女の低音は本当に魅力的で、このコンテンポラリーな曲調で更に冴えています。この感じで作品を出して行ってくれれば、僕の好きな好きな歌手で有り続けてくれるんでしょうが、恐らくパトリシアさんは僕の期待には答えてくれないでしょうね。
何故かそんな予感がしますが、新作が出たら買ってしまいそうです。