ベースのデイヴィッド・フリーゼンは、よく聞く名前。現代の名脇役と言った印象。
ピアノのジェフ・ガードナーは、寺島氏の紹介で知ったお方。美の追求者と言った印象。さて今日取上げる盤は、そんな二人のデュオです。
SJ6月号のユニオン広告によれば、フリーゼンはデュオの達人だとか。そしてトリオではあるが、フリーゼンの作品にガードナーが参加したことあるとか。思ったよりも強力なベースと美ピアノの、自由奔放に漂う演奏が楽しめます。
横浜HMVでの購入後、そばの川に橙色の綺麗なコイが泳いでいた光景を思い出しました。
楽しげな演奏もあれば、哀しいバラッドもあり。「all the things you are」が、二人のオリジナルが敷き詰められた中に混じっているのですが、全く違和感無し。
それほど二人作の曲の美しさとオリジナルティが光っている事の証でしょうね。