確か、これを含めて2枚ベニー・ウォレスの作品を持っています。しかし、聴いていないな。
1971年にNYに進出したテナー奏者ウォレスは、1978年からエンヤに次々に作品を吹きこみ、1985年に新生ブルー・ノートに録音のチャンスを得たよう。
レイ・アンダーソン(tb),ジョン・スコーフィールド(g),スティーブ・レイ・ヴォーン(g),エディ・ゴメス(b),ジャック・ディジョネット(d) の参加は興味をそそるメンツなのですが、何故かドクター・ジョン(p) が参加している。
ドクター・ジョンと言って僕が思い出すのは、ザ・バンドの解散コンサートで「サッチ・ア・ナイト」を歌っていたことかな。多作派のニューオリンズ風弾き語り歌手との印象で、良い盤もあるが駄盤垂れ流しの印象も拭えない人。で、何でウォレスと共演かと思ったら、南部つながりのようです。
陽気に楽しくデキシーだ。「これこそデキシー」なんて和訳の曲もあるぞ。おっと「テネシー・ワルツ」も忘れてはいけない。楽しんで1回で終わる作品。
録音の薄っぺらさが、それに輪をかけているね。