ティナ・メイさんは、このレーベルから既に8枚の作品を発表しており、日本でも注目されている歌手だとか。33JAZZというレーベル初買いの僕には、当然ながらこの盤が初メイさんになります。バックは、ピアノ・トリオ+アルト・テナー・キーボード+ストリングスとなっており、スタンダードが10曲収録されております。
誉める言葉は、幾つでも浮かんでくる。クリアーな高音が印象的な可愛らしい声と、歌唱力が素敵なんだよな。 しかし僕好みにならないのは、普通に歌っていないこと。スキャットとフェイクが、それだ。しかし、全ての曲で多用している訳ではない。使っていない曲では、僕好みの歌手になってくれるメイさん。でも、少ないながらもスキャットとフェイクが頭に残り、好みの歌手から外れていくな。
この人には、CDが合う。聴きたくない曲を飛ばして、プログラミングして聴こう。暫くは愛聴盤席に置きながら、これから聴いていき他の作品も買っていく歌手になるかの、見極めの時期を設けよう。