このレーベルから出たピアノ・トリオを以前(1999/6/25)取り上げましたが、その時はすぐ消えるレーベルかと感じていましたが、今度はギャリソンさんというギタリストの作品で、このレーベルに出会えました。以前は通常のプラ・ケースに入っていたのですが、今回のＣＤはデジパック。
さて、この作品。サックス入りのクィンテットで演奏されており、ギャリソンの自作中心の内容です。
ギャリソンがモロッコに旅した時のイメージから作った「afternoon at the souk」の、メランコリックな曲調に惹かれた１枚です。他の曲では平凡な演奏に終始しているメンバーも、この１曲だけは活き活きとした演奏です。http://www.garrisonfewell.com でギャリソンについての詳細を知ることが出来ますが、他にも数作発表しているお方。「afternoon at the souk」のような光る曲、きらめく演奏が多数収録されている作品があれば、世間から注目を浴びる存在になるでしょうね。