タイトルの通り、マリガンがマリガン作の7曲を吹き込んだ盤です。バリトン・サックスの大御所マリガンも、この録音の時には24歳。この3年前にマイルスのナインテットに参加し、マリガンの名前が広く知れ渡り脚光を浴びていた時期です。メンツはアレン・イーガー(ts)とジョージ・ウォーリントン(p)を中心としたものになっております。
17分の「mulligan's too」で、タップリとバリトン・サックスの魅力に浸れる1枚です。この録音後マリガンは西海岸に渡り、チェット・ベイカーと数々の名セッションを繰り広げることになります。