バックがコンボでスタンダードを歌っているから購入した作品ですが、もう少しじっくりとジャケを眺めていたら、購入しなかったかも知れません。ちょっと太りすぎ。しかし買ってしまった以上は、中身が問題。
Warren Vache(cor),Howard Alden(g),Michael Moore(b),Jackie Williams(d)というギター入りピアノ・レス・クァルテットがバックで、デンマークのレーベルからの発売です。
期待していなかった反動も手伝っているかも知れませんが、大当たりの1枚。可愛い声で素直に歌っており、表現方法も素敵なもの。
「please don't talk about me when I'm gone」という歌は、ビリー・ホリデイの熱唱で有名なのですが、彼女はさり気なく別れていく女心を歌っており、バックのリズム・ギターに乗って軽快に歌声が響いています。他の曲でも随所に女心を軽快に歌う彼女に出会えます。もう一言彼女の歌唱の良さを付け加えれば、変にテクニックを前面に出す歌い方ではなく、また迫力がある声量があげられます。
体型が効果ありなのでしょうかね。