1940年代の中間派ジャズ全盛期から活動しているトロンボーン奏者ベニー・グリーンの、これは久しぶりの作品とのこと。ジョー・ナイト(p)の参加が注目の作品と紹介されているが、僕はラウズ(ts)の演奏に注目してしまいます。
Melba Listonって人の曲が二つ収録されているのだが、「Melba's Mood」が、怪しい雰囲気で良いね。演奏は、ラウズの入魂のプレー。グリーンは、ミュートを付けて軽い演奏に終始しているのが、残念です。グリーンの演奏で言えば、「you're mine you」での色気溢れる音色に、惹かれました。気軽に楽しむ1枚です。