ソロ公演の第2作目です。とは言いながら発売順が分からないため、1作目かも知れませんが。今回はイタリアのレーベルからの発売です。全6曲の中で、“low class conspiracy”以外は初めて発表される曲です。
サックス1本で観衆の反応を探りながら、溢れ出る想像力を如何に伝えようかと試行錯誤しているマレイの姿を感じ取れる演奏です。曲については恐らく即興で作られたのが、ほとんどではないかと思われます。このソロ公演ではもう1枚のアルバムが、Palm というレーベルから発売されているのですが、残念ながら持っていませ ん。そこでは“body and soul”“all the things you are”などのスタンダードを演奏されているだけに、是非入手したいものです。