映画女優として活躍したローラ・アルブライトが、30代前半にディーン・エリオット楽団をバックに吹き込んだボーカルアルバムです。クッションに寝そべって微笑みかける彼女のジャケッ から想像出来る内容かが、聴き所ですよ。
実に甘く艶っぽい歌声です。これだけで十分聞き応えがありますよ。しかし女優の吹き込みだけあって、欠点はもちろんありますね。 まず彼女は語尾で息を吐いてしまうため、強められてしまいます。頻度が少なければ良い効果にもなるのですが、随所に出てくると鼻についてしまいますね。曲はミディアムとスロー テンポの曲が収録されてますが、良いのはミディアムの曲ですね。やはりスローでは表現力が足りない感じがします。スローとアップテンポの曲も歌いこなせれば歌手の分野でも、人気が出たかも知れませんね。