デューク・ジョーダンは1940年代からパーカーのグループ等で活躍してきたピアニストです。1962年頃からは仕事に恵まれずタクシー運転手などをしてきたのですが、1971年にカムバックし、このアルバムが吹き込まれた1973年にはナンと5枚のリーダー吹き込みがあります。その後もずっと一線で活躍したのですが、なんと言ってもこの1973年前後が復帰後のピークだったと感じます。メロディを大切にする繊細なピアニストです。なぜか今年は海外旅行がしたくなり、ついタイトルで選びました。
みなさん一度は聞いてみて。最高のピアニストが最高の演奏をトリオというフォーマットで行なってますよ。”on green dolphin street" 彼の繊細さが実に良く表現されています。