ディスクユニオン関内店中古CD半額セールで、300円で購入した作品です。
ジャケにいらっしゃるのは、これぞアニタさま、とのお姿です。人気絶頂期の彼女のレコーディングにヴァーヴがお金をかけて制作したのが、本作品です。
マーティ・ペイチ・オーケストラと6曲、ラッセル・ガルシア・オーケストラとも6曲を収録しています。そしてどれもジャズ界の有名曲ばかり並んでいます。
私が持っているのは2006年に発売された国内廉価版で、追加曲として上記2つのセッションとは関係のない7曲が収録されています。
歯切れの良いリズム感でのオーケストラでのマーティ・ペイチ・オーケストラ、深みと楽しさのあるアレンジでのラッセル・ガルシア・オーケストラ、これにアニタの貫禄ある歌声が乗って、耳に馴染んでいる曲が続いていきます。この1曲が熱唱! と言うのはありませんが、どれも聴きごたえあるものです。
さて追加の7曲は少人数でのバックでのものもあり、私としては興味あるものが続いています。しかしながら、アルバム本編の色が変わってしまうののであり、追加なしの方が良いなと感じました。