2000年3月14日掲載
Eddie"lockjaw"Davis     The Late Show     Prestige原盤        1961年1月録音

 エディ・ロックジョウ・デイヴィスとジョニー・グリフィンというゴキゲン・テナー・コンビが、ミントンズ・プレイハウスで行ったライブの模様を、収録している作品です。ピアノはジュニア・マンス、これだけでワクワクしてきますよね、この作品に。モンクの“epistrophy”や、パーカー の“billie's bouce”演奏しているこの夜の熱気を、浴びたいと思います。

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 あのね、この程度の出来は、このメンバーなら当然のこと。もちろんドライブ感溢れる演奏で、1枚通してそれなりには楽しませてくれる作品ですけど、ライブならではの爆発する場面が無いです。特にマンスのピアノが、いつもの彼らしさがなく、淋しいものになっています。彼らは何日も連続で一緒のステージに立っているのでしょうから、 こんな日があっても当然ですが、それをレコード化することはないでしょう。単にメンバーだけで売れるから、発売したのかな。なお、この日のセッションでは、“The First Set”“The Midnight-show Live”という2枚が発売されています。まだそちらは未聴なのですが、果たしてどんなものなのでしょうかね。タイトルからしたら、一日3セットの演奏を行なっていて、今回取上げた作品は最後のセットになります。前の2セットで燃焼しすぎたのかな。