Gildo Mahones Trio

録音日 1990年8月14日(ジャケ記載データ)
Summertime が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 インタープレイというレーベルの作品は「今日の1枚」で8枚取上げてきましたが、妙中俊哉氏が主宰している日本のレーベルであること以外は、その正体は知っておりませんでした。そこでこの機会に詳しく知ろうと調べたのですが、さして詳しい情報が得られませんでした。1970年終りから1990年代初めまでに作品が吹き込まれているようでありますが、2010年時点でも妙中氏はLAに住みCD制作に関わっているようです。

 今日の主役のギルド・マホネスさんもこのインタープレイに作品を残しており、2006年8月21日に「今日の1枚」で取上げました。「陰のサマータイム、陽のストローリンが聴き所」とコメントしておりました。10年振りに聴くと、どんな感想でしょうか。

pst19

つまみ食い後

 流暢に喋りたくなるピアニストが、グッと堪えて「Summertime」の哀しさを絶妙に表現しておりますが、中程には堪え切れずに早口で引き出してしまうマホネスさんです。でもそこがいい。人間の正直さが「Summertime」を通して感じられる作品です。

(掲示板掲載 2016年9月21日から3日間)