録音日 1985年8月25日(ジャケ記載データ)
Summertime が収録されている作品をつまみ食い
つまみ食い前
ジャズに限らず特別な思いが詰まった作品はあるもので、私にとっては山下洋輔さんの「it don't mean a thing」もそんな1枚です。今回このつまみ食いで紹介する作品は、この“思い”の作品の次作になります。内容は素晴らしいものですが、2003年8月14日に取上げた際には、前作との比較で少し厳しい感想となっていました。
前作云々を抜きにして、今日はこの作品を「Summertime」を中心に聴いてみます。
つまみ食い後
クラシックの要素を入れながらのジャズ演奏であり、曲によっての味わいに工夫が凝らされています。「Stardust」「Summertime」「Tea For Two」と続くのですが、その味わいは、おおらか・荘厳・軽やか、とのものでした。しかしこの作品は曲ごとの感想というよりは、1枚聴き終えた時にくる満足感なのでしょう。その満足感をどう表現したらよいか、良い言葉がみつかりませんでした。
(掲示板掲載 2016年11月12日から3日間)