録音日 1992年10月19日(ジャケ記載データ)
Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い
つまみ食い前
この時期のファラオさんの演奏はどれも安定したできであり、コルトレーンのクレッセントの姿を要求された本作品でも、ある意味で期待に答えた演奏になっています。
2004年5月24日に「今日の1枚」で取り上げた際には、少し辛めのコメントとなりましたが、「Body And Soul」はどんな演奏なのかを中心に聴いてみます。
つまみ食い後
真正面から「Body And Soul」を演奏するファラオさんの姿に、ジャズ・ミュージシャンの凄みを感じます。またこの曲の持っている、誰もから愛されているメロディの奥深さが、ファラオさんによって磨きが書けられている感じです。ストレートにこのバラッドを演奏しきるファラオさんなのですが、これができるのは人間的に豊かだからなのでしょう。そんなことを感じました。
(掲示板掲載 2018年4月21日から3日間)