録音日 1984年5月23日(ジャケ記載データ)
Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い
つまみ食い前
「温かみのある声と豊かな表現力が魅力のレイニーさんは、1984年の時点でも健在であることを、しっかりと証明している」と私が「今日の1枚」でコメントしたのは、2005年8月7日のことでした。
若くしてデビューしたレイニーさんなので、44歳であった1984年を大ベテランのように書いてしまいましたが、考えてみれば歌手として脂が乗っていた時期ともいえるでしょう。
「貫禄のレイニー」と評して聴いた12年前ですが、今回は「絶頂期のレイニー」との思いで「Body And Soul」を中心に聴いてみます。
つまみ食い後
兎に角、可愛らしさ満載の歌です。その彼女の魅力に経験が加わってくるのですから、本当に素敵な作品になっています。
そんな中でピアノをバックに歌ているBody And Soul」には、円熟味も感じ取れる大人の雰囲気があります。可愛さと大人の色気ですので、最高の出来栄えです。
Wikipediaによればレイニーさんのレコード発売は、1950年代に1枚、1960年代に6枚、1970年代に1枚、1980年代から2000年代には各4枚の作品を発表しています。本作が吹き込まれた時期は、レイニーさんが円熟期を迎えるまさに入り口だったいえるのでしょう。
話変わりますが、ネット検索のGoogleには検索語に関する画像だけを表示させる機能があります。それを使って各年代のレイニーさんをみたのですが、70歳を過ぎたと思われる画像が多くありました。私は聴いたことがないのですが、貫禄のレイニーさんの中に、きっと可愛さもあったのではと想像しました。何故ならばGoogleでのレイニーさん画像は、可愛さあるご婦人だったからです。
(掲示板掲載 2017年9月18日から3日間)