Bennie Green
Blows His Horn

録音日 1955年6月10日(ジャケ記載データ)

Body And Soul が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 プレスティッジは割と短期間で再発することがあり、7000番台に同じ作品が2つ存在する例が多数あります。またそのような際には、ジャケットを変更したりします。本作品は7052として発売され、その際のジャケはこのページで掲載しているものです。その後に7160として再発され、その時には青を基調にした文字ジャケでした。わざわざ番号を変更しジャケットまで変えた理由は別にして、両方ともにそのままにして欲しかったと思うのは私だけでしょうか。

 本作品を1999年2月25日に取り上げた際には、「Body And Soul」を褒めた感想を私は書きました。「グリーンが切ないテーマをトロンボーンで歌い上げるテーマが終ると、一気にテンポを上げコンガが 入りマンボ調になり、全員乗りまくる演奏」と説明した上で、「こんなアレンジは聞いたことが無く、それでいて違和感の無い素晴らしい出来」と感想を述べました。

 説明文からすると、少なくとも「素晴らしい出来」は言い過ぎだろうと思いますが、改めて聴いてみます。

pbs34

つまみ食い後

 ビ・バップの楽しさを味わえる作品であり、その雰囲気の中でもアドリブを楽しませてくれるグリーンとラウズに感心しながら、つまみ食いを終えました。「Body And Soul」への感想は19年前と同じであり、ある意味で「素晴らしい出来」でした。

(掲示板掲載 2018年9月21日から3日間)