Paulien van Schaik
in Summer

録音日 2003年8月30日(ジャケ記載データ)
Just In Time が収録されている作品をつまみ食い

つまみ食い前

 日本語のサイトで彼女を扱っているページは、彼女の名前の読み方に苦労したのか、どこもアルファベット表記であります。この作品を「今日の1枚」で取上げた私も何んと発音したらよいのか分からず、アルファベット表記としておりました。

 さてこの作品、パウリャンさん(勝手にこう発音しました)が、ベースとトランペットの3人で吹き込んだ作品であります。14年前の私は、この作品をえらく気に入ったコメントを書いたのですが、「Just In Time」を中心に聴いてみる今日は、どんな感想となるのでしょうか。

pjt04

つまみ食い後

 ヴォーカルとベース,そしてトランペットの3人での作品ですから、バランスが少しでも崩れれば、聴く方は辛いものになります。この作品ではパウリャンさんが意識的に暴走する場面を設けて、冷静なベースとトランペットとの緊張感を再構築していく姿が見られ、それは稚拙なものとも感じながら、実は上手いもんだなとも思い聴き進みました。

 「Just In Time」では、目の前に現れた恋を素直に喜ぶ女子の姿が伝わってくるものでした。

(掲示板掲載 2017年8月21日から3日間)