録音日 1971年11月7日(ネット情報録音日の翌日)
マイク ジャケ作品をつまみ食い
つまみ食い前
「つまみ食い」2度目の登場となる作品です。マクレーさんが気持ちを込めているジャケ写にあるマイクですが、マイク資料を見ても特定できませんでした。
今回の「つまみ食い」では、ジャケでのマクレーさんの雰囲気を感じながら聴いてみます。
つまみ食い後
イアン・フレイザーが作った「There's No Such Thing As Love」という曲は、有名曲ではありません。そしてマクレーさんのこのライブ盤の中でのこの曲は、どちらかと言えば控えめな存在です。でもジャケのマクレーさんに感じる気持ちの込め方が、この曲に深く感じられます。過ぎ去った愛への深い思いを歌ったこのバラッドを聴くと、誰もが自分自身を振り返ることでしょう。
この曲はピアノだけでの伴奏です。本作の存在感の一つであるジョー・パスのギターをバックにしていたらどうなっていたか、そんな思いも重なり、4年ぶりに本作を楽しみました。
(掲示板掲載 2019年8月12日から3日間)
参考資料「Sound Designer 2018年6月号 マイク読本」有限会社サウンド・デザイナー発行(文中ではマイク資料と表記)