19580624-04

Gold Coast (Curtis Fuller)  (14分31秒)



【この曲、この演奏】

 「このセッション全曲がアフリカにちなんだものであることは、直接アフリカを意識したというより、新たなモード手法の可能性がアフリカをはじめとするエスニックな音楽の未知なる音階(スケール)に存在することを示唆しているように思える」との解説が、資料09にあります。

 カーティス・フラー作のこの曲ですが、コルトレーンの演奏記録は本セッションだけです。(資料07)

 マイナー・ブルースに意欲的なアレンジを施したテーマが広がり、ソロはハーデン、コルトレーン、フラー、フラナガン、そしてベースのアリへと続きます。力強いコルトレーンとブルージーに輝くフラナガンのソロは素敵なものですが、他のソロには戸惑いを感じます。これは録り直したらいかがかと思いますが、そうはなりませんでした。この演奏は、1958年発売のアルバム「ジャズ・ウエイ・アウト」に収録されました。



【エピソード、エピソード、コルトレーン語録 その18】

 我、再び感じたり。此度は伝えたもう。読みて知りたる者すべてに言う。何があろうとも、神はすべてのものにおませり。神は寛大で慈悲深い。神の道は愛にあり。それによりて、我らも皆、愛にあり。其の者が何処にいて、何者であろうとも、一時も努力を怠ることなく、正しき道を行き、歩み、そして援助を求めるべし・・・そこに究極かつ永遠の幸せは在り、我らは神の恩寵によりてそれを手にせん。

オネダルース(訳注、サンスクリット語で、”慈悲”の意)  ジョン・コルトレーン

ジョン・コルトレーン「インフィニティ」(AS-9225)のライナーノーツより(資料04)



【ついでにフォト】

tp10018-095

2010年、みなとみらい 


(2022年5月18日掲載)