19560511-13

The Theme I (Miles davis)   (2分0秒)


【この曲、この演奏】

 マイルスのライブでの締めのテーマですが、コルトレーンはスタジオ録音としては前年(19551116-05)に続いての演奏です。

 チェンバースにも場面を用意して、軽快な演奏となっています。


【エピソード、少年時代に関心を寄せたも音楽】

 資料05には、コルトレーン少年の関心を持った音楽につい次の記述がある。コルトレーン少年の心を捉えたのは、ビッグバンド前世時代を迎えていたジャズであった。特に気に入ったのは、1939年にトランペット奏者アースキン・ホウキンスの大ヒット曲「タキシード・ジャンクション」で、ビル・ジョンソンのアルトサックスがフューチャーされていた。またジミー・ランスフィールドの「マージー」もお気に入りであった。ここでのアルトサックスはジョニー・ホッジスの影響が濃いものであった。


【ついでにフォト】

19560511-13

2005年、香港


(2019年2月4日掲載)