Wilbur Harden
Jazz Way Out
Savoy原盤
1958年6月録音
各曲解説「今日のコルトレーン」
ウィルバー・ハーデンのリーダー・セッションにコルトレーンが参加して、1958年にサヴォイで3回のレコーディングが行われました。今日取り上げるアルバムは、その最後となる6月24日のレコーディングから3曲が収録されたものです。
A面
Dial Africa (take 2)
Oomba
B面
Gold Coast
A面の2曲はハーデン作、B面の曲はカーティス・フラー作によるものです。
各曲については、「今日のコルトレーン」をお読み下さい。
アルバムを通して聴くと、緊張感が緩い演奏で30分弱で物足りないとの意見も、あることでしょう。それはそうとしても、ハーデンにコルトレーン、そしてフラーの3管での演奏を楽しみ、凝ったアレンジにしようとしている試みを笑顔で眺め、ゆったりした気分になれる作品と、私は思っています。