19621202-02

The Inchworm (Frank Loesser)
(7分59秒)



【この曲、この演奏】

 1962年欧州ツアーでの定番曲が、このミラノでも演奏されました。

 コルトレーンがソプラノ・サックスで吹き続ける8分間です。その演奏は陽気で開豁な気持ちが伝わってくるものです。また録音状態から想像しながらですが、バンドの一体感もなかなかのものと言える演奏です。



【エピソード、この日の私家録音】

 この日の公演がTVで生中継されたのか録画放送かは分からないが、その放送の音声を録音したテープは知られた存在だったようだ。1983年発刊の資料09には、私家録音を聴いての解説が掲載されている。また1995年発刊の資料06には、Yukinori Ohmura(大村幸則氏のことだと思う)からこの日の録音テープが提供されたとある。

 この日の中の「Everything We Say Goodbye」が、EAR Records からCD発売されたと、資料07にある。このCDには規格番号はなく、また「デンマークでの1962年初夏」と誤ったクレジットがあるとのことだ。

それなりのブートレグで発売されたのは、だいぶ後の事となる。



【ついでにフォト】

tp13042-085

2013年 みなとみらい、横浜 


(2022年10月27日掲載)