19580703-05

Two Bass Hit (J. Lewis - D. Gillespie)
(4分7秒)



【この曲、この演奏】

 マイルスのコロンビアでの初レコーディング、そしてコルトレーンが本格プロ活動の最初のレコーディングとなった1955年10月26日の最初に演奏されたこの曲を、ニューポートの舞台で演奏しました。

 ここでビバップの風を吹かせようと考えたのでしょうけれど、演奏はバタついたものになっています。そんなテーマ演奏からソロに移りますが、コルトレーンだけがソロをとっています。そのソロの前半はバンド全体のバタバタを引きずっていますが、後半になるとバンド全体にまとまりが見えてきて、コルトレーンのソロもにも彼らしい激しさが出てきます。

 ジミー・コブのバッキングとコルトレーン、この二人の激しさを味わう演奏と言えるのでしょう。



【エピソード、ルイ・ヘイスの言葉】

 コルトレーンは過激派だったと思う。なにをやっても徹底的にやらなければ気のすまない、中庸を知らない男だった。(資料01)

 これはドラム奏者の Louis Hayes のことだと思う。ヘイズとコルトレーンの共演は、1957年から1958年にかけて、プレスティッジやサヴォイ、そしてユナイティッド・アーティストで合計4回ある。この時には既にコルトレーンは、共演者からこのように考えられていたミュージシャンだったのだ。



【ついでにフォト】

tp13052-033

2013年 みなとみらい 


(2022年5月26日掲載)