Impressions (John Coltrane)(15分31秒)
【この曲、この演奏】
前日のアンティーブでのステージでも演奏されたこのコルトレーンのライブ重要曲が、このパリでも演奏されました。
15秒ほどのベース独奏から始まり、トリオで50秒ほど演奏し、マッコイの7分半のソロへと続いていきます。マッコイはエルヴィンとギャリソンの激しさの中で、入魂の演奏を行なっています。特にソロとなってから3分20秒と6分50秒あたりで、エルヴィンが強烈に叩き始め、それにマッコイが呼応していく数十秒があり、ここは聴き所でしょう。
そしてようやくコルトレーンがテナー・サックスで登場し、最後まで6分半以上拭き続けます。音の速く大量の流れに中で、コルトレーンは瞑想の世界に入っているような感じです。
【エピソード、この日の音源発売】
エアチェックしたものが、1980年に入ってからLPレコードで発売されていた。そしてすぐにCDでも発売されるようになり、それは今でも続いている。(資料07情報などから)
そのCDであるが、私が持っているCDが、割と早い時期に発売されたものだと思う。
この3曲は、1987年に国内発売されたものを私は持っている。
Blues Interactions PCD-2001 (John Coltrane Live in Paris, released 1987, under license from Charly Records)
【ついでにフォト】
2015年 みなとみらい、横浜
(2022年12月25日掲載)