The Promise (John Coltrane)
(7分21秒)
【この曲、この演奏】
1963年からコルトレーンが演奏しているこの曲ですが、10月25日のコペンハーゲンでも演奏され、この11月4日のシュトゥッガルトでも演奏されました。1963年のコルトレーンの欧州ツアーでの、最終日となる12日目の公演です。
さて演奏ですが、ピアノの憂いを感じさせる演奏で始まり、トリオでテーマを演奏していきます。1分手前からはマッコイがアドリブを交えての演奏となり、合わせて4分強のトリオでの演奏となっています。マッコイの充実ぶりとトリオの気迫での演奏です。
そしてコルトレーンがソプラノ・サックスで演奏を始め、最後まで3分強の演奏を繰り広げています。トリオの入魂演奏にソプラノ・サックスの妖艶な響きが加わっています。
【エピソード、シュトゥッガルトとモーツァルト・ホール】
シュトゥッガルトはドイツ第6の都市で、約280万人を含むドイツ最大級の人口集中地域の1つ、シュトゥットガルト地域の中心地である。
その街に Kultur- und Kongresszentrum Liederhalle(カルチャー・アンド・コングレスセンター リーダーハレ)とい施設があり、いくつもの会議センターとコンサート・ホールがある。コンサート・ホールは、大きくオールド・ソング・ホールとニュー・ソング・ホールに区分けされている。そのニュー・ソング・ホールには演奏会場として、ベートーベン・ホール、モーツァルト・ホール、そしてシルチャー・ホールがある。
(以上はWikipediaから)
1963年11月4日のコルトレーンの公演は、座席数752のモーツァルト・ホールで行われた。
【ついでにフォト】
2015年 みなとみらい、横浜
(2022年12月15日掲載)