Milestones (take 3) (Miles Davis)
(5分41秒)
【この曲、この演奏】
「モード手法の典型的な曲である。いくつかのスケール(旋律)を巧みに組み合わせたテーマでの3管によるアンサンブルが非常に斬新である。短い演奏ながらモード手法による先駆的な演奏として歴史的価値は高い」(資料09)
この日、この曲の二度目の演奏です。
演奏構成はテイク1と同じであり、甲乙つけ難い演奏内容です。アダレイのソロが滑らかな演奏となり、マイルスのソロにはゆったり感がある点が、二つのテイクの違いでしょう。
この素晴らしい演奏は、アルバム「Milestones.... Miles Davis」に収録されました。
【エピソード、曲名について】
資料06、07、08、09でも、この曲の名称は「Milestones」となっている。しかしながらアルバム「Milestones.... Miles Davis」のレーベルには「Miles」とクレジットされている。だがジャケット裏面には「Milestones」と書かれている。(資料07)
【ついでにフォト】
2011年、みなとみらい
(2022年4月12日掲載)