2009年7月31日掲載
Phil Woods         Woods plays Woods
Philology原盤      2000年5月録音

 ウッズは1931年生まれですので、録音時点では68歳ということになります。Stefano Bollani(p),Ares Tavolazzi(b),Massimo Manzi(ds)をバックにしての作品です。
 これまた渋谷ジャロさんの中古コーナーで見つけた作品です。

20090731

 ウッズの音色とフレージングは、往年時代を彷彿とさせるものです。というより、往年時代が続いているのかな。瞬間的な爆発力と深い情念の表現は1950年代ばりとはいきませんが、それを望むのは贅沢というもの。これだけ歌えるアルトは、今でもそうはあるものではございません。それとイタリアン・リズム・セクションと名付けられたバックの支えも、ウッズを盛り上げています。