2009年1月2日掲載
Joe Chindamo          Anyone Who Had A Heart
Larrikin LRK原盤       1996年6月録音

 澤野から紹介されて、日本で一気に知名度を得たピアニストのジョー・チンダモの作品です。

 1997年にオーストラリアのレーベルから発売され、日本ではそれなりに人気を得た作品です。しかしその人気は一部の好事家限定でありました。それが2000年に入ってからのチンダモ人気により、澤野が2006年にこの作品を復活させたのです。Ben Robertson(b), Tony Floyd(d), とのピアノ・トリオ。一部の曲にAlex Pertout(per)とChristine Sullivan(vo) が参加しております。内容は、バート・バカラック作品集であります。

20090102

 華麗な曲を気軽なタッチで楽しめる、ピアノ作品集です。『I just don't know what to do with myself』なんて素敵な曲に巡り合えるのも、このような作品での喜び。しかし澤野から復刻される前には、1997年発売のオリジナルCDが高値で取引されていたらしいですが、それほどの内容ではないと思います。