19600321-0708

Oleo
(Sonny Rollins)
(4分22秒)



【この曲、この演奏】
 マイルスがマラソン・セッション後半で取り上げ、ライブで何度も演奏してきたこのロリンズ作の曲ですが、1960年春の欧州ツアーでも初日のパリで演奏されました。

 粋で高速トランペットの前半、泥臭くても突き進むテナーの後半、お馴染みのアレンジでこの曲が、マイルスとコルトレーンの対比の妙で演奏されています。

 この曲に続いて「ザ・テーマ」が44秒間、この日の出来の良さそのままで演奏され、1960年春の欧州ツアー初日のパリ2回公演が終わっていきます。



【エピソード、正直なジョン、目隠しテストに答える その6】
レナード・フェザーがコルトレーンに試みたブラインドフォールド・テストが、「ダウンビート」誌 一九五九年二月十九日号に掲載されている。

秋吉敏子の「ブロードウェイ」(メトロジャズ盤)
テナー = ボビー・ジャスパー。ギター = ルネ・トーマ

コルトレーン
 あれこれ考えを巡らせてみたが、とにかくスウィンギーで生き生きとした曲だ。最初、テナーはズート(・シムズ)かと思ったが、やはり違う。ズートじゃないなら、ちょっと誰だか分からない。ソロはどれも素晴らしい・・・このギターは最高だ。生きの良さとソロの完成度を買って、星三つだな。

(資料04よりその表記の通りに引用)

収録アルバム

【ついでにフォト】

2005年 香港 (2023年5月24日掲載)