19580703-03

Straight No Chaser
(Thelonious Monk)
(8分44秒)



【この曲、この演奏】
 このモンクの有名曲は、コルトレーンがマイルス・バンドに再加入した1958年には、マイルスの重要曲となっていました。1958年2月4日の「マイルストーンズ」制作セッション、この日のニューポート、そして1958年11月1日のプラザ・ホテルでのライブと、この曲を3回に渡り、公式録音を行っています。

 ニューポートに集まった観客の誰もが知っているであろうテーマですが、コブの切れ味の良い演奏が印象深いものです。ソロは、マイルス、コルトレーン、アダレイ、エヴァンス、チェンバースと続いていきます。取り立てて凄い演奏とは言えませんが、各奏者の存在感が聴き取れる演奏です。




【エピソード、誤記載】
 この日の演奏が最初に発売された際には、アルバムにピアニストがウィントン・ケリーと記載されていた。またいくつかのものには、1958年7月4日や6日の演奏と誤記載されていた。
(資料07)

初収録アルバム

【ついでにフォト】

2013年 みなとみらい

(2022年5月24日掲載)