2024年4月8日掲載

Chris Connor
I Hear The Music Now
SSJ原盤
1959年録音

 このクリス・コナーのCDは、シナトラ・ソサイアティ・オブ・ジャパンから、2012年に発売さてました。1959年と1966年頃のラジオ放送をCD化としたものです。

1-10 1959年
ロニー・ボール(p)
ベン・タッカー(b)
デイブ・ベイリー(d)

11-12 1966年頃
ロイ・ブロック・オーケストラ

13-15 1966年頃
セイヴィングズ・ボンズ・オーケストラ

 またこのCDの帯には、つぎのような宣伝文があります

クール・ヴォーカルの代表、クリス・コナーが軽やかに
あるいは奔放に歌ったラジオ録音を集めたコレクターズ・アイテム。
スタジオ録音と違う、柔軟で闊達そしてホットな歌を展開していく。

 さらに帯には四角囲みで 世界初CD化 とあります。かつてLPレコードで発売されていたものを初めてCD発売したとの意味なのか、このラジオ音源の発売は初めてとの意味なのか、そこは封入解説を読んでも書かれていませんでした。

 アトランティック時代のクリス・コナーを愛している私としては、やはり1959年の10曲に聴き入りました。特に前半の6曲にはギターのマンデル・ロウも参加しており、帯にある「軽やかに
あるいは奔放に」との表現が当てはまる内容です。

 1966年頃の5曲はポップ色を強めているクリス・コナーの姿を収めたものであり、これはこれで貴重なものです。