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  • 1022 Connie Crothers Trio / Perception
  • 1044 Andrew Hill / Divine Revelation
  • 1027 Billy Gault / When Destiny Calls

 カリフォルニア生まれのコニー・クロザース、シカゴ生まれのアンドリュー・ヒル、ニューヨーク生まれらしいビリー・ゴールト、こんなピアニストたちがスティープル・チェイスにリーダー作品を残しました。


1022 Connie Crothers Trio / Perception

 Wikipediaによれば20枚ほどのリーダー作品を残しているピアニストのコニー・クロザースですが、スティープル・チェイスには1枚の作品があります。それがこの1974年録音盤で、このアルバムが彼女の最初のリーダー作品になります。彼女のオリジナル曲を中心にした内容で、トリオでの演奏です。

 アルバム名にもなっている「Perception」は、彼女だけでの演奏で、彼女なりの即興演奏が楽しめるものです。


1044 Andrew Hill / Divine Revelation

1044 Andrew Hill / Divine Revelation

 多くのリーダー作品を残したアンドリュー・ヒルは、スティープル・チェイスに2枚の作品を残しました。最初のは1974年録音のトリオでの演奏作品、そして2枚目がこのカルテットでの演奏作品です。アルバム名は「神の啓示」との意味で、その曲は25分の演奏時間です。

 ヒルのピアノを中心に、各メンバーを効果的に散らばせ、前衛で即興で25分の力演の「神の啓示」です。


1027 Billy Gault / When Destiny Calls

 ビリー・ゴールトなるピアニストについては、私はこの作品を知っているだけです。7人編成での演奏です。

 「神に呼ばれたとき」との意味のタイトル曲では、爽やかにスピリチュアルに、心地よい演奏となっています。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年5月15日掲載