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  • 1110 Dexter Gordon / Swiss Nights Vol. 3
  • 1372 Ronnie Cuber Quartet / In a New York Minute
  • 1403 Don Friedman / My Romance: Solo Piano

 デューク・エリントンが、生まれ育ったワシントンの学校にいた女性教師を描きながら作ったこの『ソフィスティケイテッド・レディ』(20世紀ジャズ名曲大事典より)、スティープル・チェイスではデクスター・ゴードンやロニー・キューバーにドン・フリードマンが取り上げています。


1110 Dexter Gordon / Swiss Nights Vol. 3

 デクスター・ゴードンでこの『ソフィスティケイテッド・レディ』といえば、ブルーノートからのキーストンでのライブ盤と共に、スティープル・チェイスから発売の、1975年8月のチューリッヒのジャズ・フェスティヴァルでの演奏が有名であります。その第3集に、この曲が収録されています。ケニー・ドリューにニールス・ペデルセン、そしてアレックス・リールとの、カルテットでの演奏です。

 テナー・サックスの重厚な響きに酔う『ソフィスティケイテッド・レディ』、さすがはデクスター・ゴードンであります。


1372 Ronnie Cuber Quartet / In a New York Minute

 バリトン・サックスのロニー・キューバーの、スティープル・チェイスでの2枚目のリーダー作品に、『ソフィスティケイテッド・レディ』が収録されています。こちらではケニー・ドリュー・ジュニアが演奏している、カルテットでの演奏です。

 メロディを大切にするロニー・キューバーの魅力あふれる『ソフィスティケイテッド・レディ』となっています。


1403 Don Friedman / My Romance: Solo Piano

 ドン・フリードマンがソロで臨んだスティープル・チェイス2枚目のアルバムは、1996年11月に録音されました。スタンダードが並ぶ中に、この『ソフィスティケイテッド・レディ』が入っています。

 華麗な指遣いが印象に残る『ソフィスティケイテッド・レディ』でした。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年4月29日掲載