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  • 1064 Duke Jordan / Live in Japan vol. 2
  • 1272 Duke Jordan / Osaka Concert Vol. 2
  • 1310 Von Freeman / Never Let Me Go

 エリントン作の名曲の『ソリチュード』ですので、エリントンの演奏が名演となるのでしょう。モンクやロリンズも素敵な演奏を残しています。歌詞は後になってから付けられたこの曲(20世紀ジャズ名曲大事典より)ですが、歌モノではやはりビリー・ホリデイとなります。

 デューク・ジョーダンが1976年9月の福岡公演と大阪公演のライブ盤2種、そしてヴォン・フリーマンの1992年のパリでの演奏、これがスティープル・チェイスでの『ソリチュード』です。


1064 Duke Jordan / Live in Japan vol. 2

 デューク・ジョーダンは1976年9月に日本で、数カ所のホールでコンサートを行いました。20日には福岡の電気ホールで公演を行い、その模様は2種のアルバムで1977年に発売されました。公演はウィルバー・リトルとロイ・ヘインズとのトリオでのものですが、『ソリチュード』はソロ・ピアノで演奏され、第2集に収録されています。

 深みのある『ソリチュード』、聴き入ります。


1272 Duke Jordan / Osaka Concert Vol. 2

1976年9月のデューク・ジョーダンの日本でのホール・ツアーですが、22日には大阪のサンケイ・ホールで行われました。その模様は演奏から14年が経過した1990年に、2つのアルバムで発売されました。この大阪でも『ソリチュード』が演奏されています。

 ここでもソロ・ピアノで演奏された『ソリチュード』は、二日前の福岡と比べると少し軽やかな演奏で、楽しめるものとなっています。


1310 Von Freeman / Never Let Me Go

 テナー・サックス奏者のヴォン・フリーマンは、スティープル・チェイスに3枚のリーダー作品を残しました。その最初のアルバムに、『ソリチュード』が収録されています。

 力強いサックスの響き、貫禄が漂っています。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年4月28日掲載