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  • 1199 Tete Montoliu / That’s All
  • 1233 Red Rodney Quartet / Red Giant
  • 1252 Red Rodney Quintet / Red Snapper

 スティープル・チェイスでの『ジャイアント・ステップス』、発売としては「2度目」のテテ・モントリュー、間髪あけずに2作品で演奏したレッド・ロドニー、そんな3枚です。


1199 Tete Montoliu / That’s All

 このテテ・モントリューのアルバムは、1971年9月25日にミュンヘンで行われました。ソロ・ピアノでのこのセッションは、Wikipediaによれば、クラウス・ヴァイスがプロデュースしたとなっています。あの有名なドラマーのクラウス・ヴァイスのことなのでしょう。

 その録音から14年が経過した1985年に、モントリューのソロ・ピアノ作品がスティープル・チェイスから発売されました。そこに『ジャイアント・ステップス』が収録されています。

 激しくテーマを演奏し、流暢な高速な展開に移っていくテテ・モントリューのソロ演奏、素敵なものです。


1233 Red Rodney Quartet / Red Giant

 60歳となったレッド・ロドニーの、スティープル・チェイスでの初リーダー作品です。1988年4月の録音で、カルテットでの演奏です。このアルバムに、『Greensleeves / Giant Steps』が収録されています。コルトレーンのお馴染み曲のメドレーです。このアルバムには他にも、コルトレーンお馴染み曲が収録されています。

 さてこのメドレーですが、優しいトランペットでのグリーン・スリーヴスでの5分ほどで1分以上のドラム・ソロとなり、そしてジャイアント・ステップスと続きます。そしてこれも優しいトランペットの調べです。優しく演奏するこの曲も、良いものです。


1252 Red Rodney Quintet / Red Snapper

 60歳レッド・ロドニーのこのアルバムにも、『Greensleeves / Giant Steps』が収録されています。このロドニーのアルバムは1988年7月のライブ盤で、サックスを加えてのクインテットでの演奏です。ジャケに映るロドニーは、フリューゲルホーンで演奏しています。

 さてこのメドレーですが、グリーン・スリーヴスは3ヶ月前の演奏での優しさに、幽玄な雰囲気を加えたもので、サックスが効果となっています。10分近くの演奏の後で、3分ほどのジャイアント・ステップスとなります。これはこれで強さが加わったもので良いのですが、メドレーとする意味はあまり感じないものです。

 なおこのアルバムはLPレコードではこのメドレーは収録されず、同時発売のCDに収録されています。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年3月18日掲載