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  • 1029 Tete Montoliu / Tete!
  • 1055 Niels-Henning Ørsted Pedersen and Sam Jones / Double Bass
  • 1069 Onaje Allan Gumbs / Onaje

 『ジャイアント・ステップス』をスティープル・チェイスで最初に取り上げたのはピアノ・トリオ作品、次いで二人のベーシストの双頭作品、そしてソロ・ピアノ作品と続きます。ピアニストに愛されている『ジャイアント・ステップス』です。


1029 Tete Montoliu / Tete!

 テテ・モントリューはスティープル・チェイスでこの『ジャイアント・ステップス』を、2回行なっています。ここで取り上げるモントリューのスティープル・チェイスでのリーダー作品3枚目が、「初登場」となります。しかし録音は2回目のもので、1974年5月に行われました。最初の録音は1971年9月のもので、発売は1985年であります。

 この「初登場」となるモントリューの『ジャイアント・ステップス』は、ペデルセンとヒースとの、トリオでの演奏です。

 トリオでの『ジャイアント・ステップス』、この曲の持ち味であるスピード感を存分に味わえるものです。この曲の名演の一つです。


1055 Niels-Henning Ørsted Pedersen and Sam Jones / Double Bass

 二人のベーシストの双頭作品は、数少ないものでしょう。1976年2月に録音されたこのアルバムは、ギターのフィリップ・キャサリン、ドラムスにビリー・ヒギンズ、パーカッションにアルバート・ヒースが参加しています。

 スティープル・チェイスでの2回目の『ジャイアント・ステップス』、ニールス・ペデルセンとサム・ジョーンズのベースが縦横無尽に絡み合い、バック陣がそれを引き立て、なかなかの演奏になっています。


1069 Onaje Allan Gumbs / Onaje

 オナージェ・アラン・ガムスというピアニストの活動は、ウディ・ショウのバンドでの演奏が、有名なところです。初めてのリーダー作品が、スティープル・チェイスに1976年8月に録音した、このソロ・ピアノ作品です。派手な活動歴とは言えないオナージェ・アラン・ガムスですので、このアルバムが語られることは少ないのですが、一部では高い支持を受けているアルバムです。

 オナージェ・アラン・ガムスは作曲家としても才があり、このアルバムでは9曲中7曲が彼の作った曲、他はガレスピーの『コン・アルマ』、そして『ジャイアント・ステップス』です。

 このスティープル・チェイスの3度目『ジャイアント・ステップス』、この曲を題材にして、安らぎの理想郷を描くような演奏、オナージェ・アラン・ガムスのピアニストとしての凄みを感じるものです。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年3月17日掲載