
- 1041 Niels-Henning Ørsted Pedersen / Jaywalkin
- 1097 Sam Jones Quintet / Visitation
- 1098 Johnny Dyani with John Tchicai and Dudu Pukwana / Witchdoctor’s Son
デュオのスティープル・チェイスでのデュオ男のニールス・ペデルセンの単独名義のリーダー作品が、スティープル・チェイスでの初のベーシストの単独リーダー作品となります。そして、サム・ジョーンズにジョニー・ダイアニが続いて行きました。
1041 Niels-Henning Ørsted Pedersen / Jaywalkin
ピアニストとのデュオ作品を共同リーダー名義で5枚発表してきたニールス・ペデルセンの、スティープル・チェイスでの初単独リーダー作品です。ギター、エレピ、ドラムスと組んでの演奏ですが、エレピの評価が芳しくなく、このアルバムは注目度が低いものと言えます。
1曲目にはペデルセン作の『Summer Song』、朗らかな雰囲気を骨太のベースで奏でているペデルセン、ホッとするものです。
1097 Sam Jones Quintet / Visitation
ウィキペディアによれば、サム・ジョーンズのリーダー作品は、1960年にリヴァーサイドから発表されたものが、最初となります。スティープル・チェイスでは1976年にニールス・ペデルセンとのベーシスト双頭作品が、初リーダー作品となります。そして単独名義のリーダー作品としては、1978年に本作品が発表されました。この前も後もスティープル・チェイスの作品に参加しているサム・ジョーンズですが、単独名義のリーダー作品はこれだけとなります。
さすがはサム・ジョーンズ、参加ミュージシャンは豪華な顔ぶれです。ロニー・マシューズにアル・フォスター、ボブ・バーグに日野皓正であります。
6曲が収められたこのアルバムには、サム・ジョーンズ作のものが1曲だけあります。アルバム最後の『Del Sasser』がそれですが、陽気なハードバップになる曲で、ボブ・バーグと日野皓正がキレキレの演奏となっています。
この曲は、サム・ジョーンズが加入していたキャノンボール・アダレイのグループが、1960年にリヴァーサイドでレコーディングしたものです。それから20年近く経ってのスティープル・チェイスでの『Del Sasser』、熱気は持続したままです。
1098 Johnny Dyani with John Tchicai and Dudu Pukwana / Witchdoctor’s Son
南アフリカ出身のベース奏者ジョニー・ダイアニは、スティープル・チェイスに5枚のリーダー作品を残しています。その初となるのが本作品で、1978年に制作されました。サックスのジョン・チカイなどが参加するこのアルバムでダイアニは、ピアノも演奏し、歌も披露しています。
最後に収録されているのが、おそらくは南アフリカに伝わるの曲の、『Magwaza』です。ズールー語のようですが、ネットで見た限りでは、意味はわかりませんでした。曲から伝わる雰囲気は、収穫の喜びを笑顔で分かち合っているかのものです。ジョニー・ダイアニのアレンジが冴え、彼のベースラインで高揚した気持ちになり、ジョン・チカイのサックスで喜びが爆発するかのようです。
一部の方々から高い評価となっているこのアルバム、やはり13分のこの『Magwaza』の存在が強いものです。
【ついでにフォト】

2006年 香港
2025年3月14日掲載