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  • 1305 George Cables Trio / Beyond Forever
  • 1328 Stanley Cowell Trio / Bright Passion
  • 1346 Kenny Werner / Copenhagen Calypso

 ジョージ・ケイブルスやスタンリー・カウエルにケニー・ワーナーが、この3人のピアニストがトリオでソロで、『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』をスティープル・チェイスで演奏しました。


1305 George Cables Trio / Beyond Forever

 1991年12月にジョージ・ケイブルスがトリオで録音したこのアルバムは、スティープル・チェイスでの彼の2枚目のリーダー作品となります。この中で『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』が入っています。

 ほぼソロ・ピアノでの演奏の『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』、ジョージ・ケイブルスなりのものです。


1328 Stanley Cowell Trio / Bright Passion

 スタンリー・カウエルのスティープル・チェイスでの4枚目のリーダー作品は、前の3作品と同様に、トリオでの演奏です。カウエル作の曲を中心にした中に、この『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』が入っています。

 ピアノだけで重厚な演奏を聴かせ、ベースとドラムスが加わって軽快な展開へと移り、なかなかの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』となっています。


1346 Kenny Werner / Copenhagen Calypso

 ケニー・ワーナーのスティープル・チェイスでの最初のリーダー作品は、ソロ・ピアノでの演奏となりました。ワーナー作の曲やスタンダードが並んでおり、コルトレーンの『ネイマ』もあり、そして『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』も入っています。

 静寂が漂う中での10分近いこの『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』を聴いていると、このピアニストの凄みを感じます。


【ついでにフォト】

2006年 香港

2025年4月26日掲載