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ECM-1700/01 NS
Jan Garbarek Mnemosyne
JAZZDISCO.org から
ECM 1700/01 NS Jan Garbarek, The Hilliard Ensemble – Mnemosyne 1999
Jan Garbarek, sax; + The Hilliard Ensemble: David James, countertenor; Rogers Covey-Crump, John Potter, tenor; Gordon Jones, baritone.
Propstei St. Gerold, Austria, April, 1998
Quechua Song
O Lord In Thee Is All My Trust
Estonian Lullaby
Remember Me My Dear
Gloria
Fayrfax Africanus
Agnus Dei
Novus Novus
Se Je Fays Dueil
O Ignis Spiritus
same session.
Alleluia Nativitatis
Delphic Paean
Strophe And Counter-Strophe
Mascarados
Loiterando
Estonian Lullaby
Russian Psalm
Eagle Dance
When Jesus Wept
Hymn To The Sun
このアルバムについて
(WikipediaをGoogle翻訳してそのまま引用)
Mnemosyne (ムネモシュネ) は、 1999 年にECM Recordsからリリースされたジャズ サックス奏者 Jan Garbarekのアルバムです。このアルバムは、ガルバレクのキャリアの中で最も重要な録音の 1 つであるOfficium (1994)の続編です。ファースト・アルバム同様、ヴォーカル・アンサンブル、ヒリアード・アンサンブルとのコラボレーション。
ヒリヤード・アンサンブルについて
(ウィキペディアから引用)
ヒリヤード・アンサンブル(ヒリアード・アンサンブル, Hilliard Ensemble)は、イギリスの男声カルテットで、初期音楽を中心に活動する。設立は1974年、グループ名はエリザベス朝の細密画家ニコラス・ヒリヤードから取られている。
背景
ヒリヤード・アンサンブルが扱うほとんどの作品は中世西洋音楽、ルネサンス音楽のものだが、現代音楽を演奏することもある。とくに頻繁なのがエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトで、他にも、ジョン・ケージ、ギャヴィン・ブライアーズ、ギヤ・カンチェリ、ハインツ・ホリガーなどの曲を歌っている。2014年1月15日シドニーフェスティバル2014にて、細川俊夫による委嘱作品「3つの日本民謡」を初演した。
オリジナル・メンバーは、ポール・ヒリアー(en:Paul Hillier)、ポール・エリオット、ポール・ジェームズだったが、1980年代後半にヒリアーが脱退するまでの間は、メンバーは流動的だった。1990年以降、デイヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)、ロジャーズ・カヴィ=クランプ(テノール)、ジョン・ポッター、ゴードン・ジェームズ(バリトン)が核となり、メンバー交替は1度だけ、1998年にジョン・ポッターがスティーヴン・ハロルド(テノール)に代わっただけだった。
ヒリヤード・アンサンブルはこれまでECMレコードからたくさんの音源を出している。1993年にグレゴリオ聖歌が流行した頃はとくにそのピークで、ノルウェーのサクソフォーン奏者ヤン・ガルバレクと前例のないコラボレーションをしたCD『オフィチウム』のリリースもこの頃である。『オフィチウム』はこれまでのECMの最高売り上げを記録したアルバムの1枚で、ヨーロッパ各国のポップ・チャートを賑わせた。1999年にはヤンと再度共演し、2枚組CD『ムネモシュネ』を発表。2010年には新オフィチウムというべき『オフィチウム・ノヴム』を発表。
また、ヒリヤード・アンサンブルの録音は、音楽研究家と音楽鑑賞のための教科書『Listening to Music』(クレイグ・ライト著)にも含まれている。
2014年、ロンドン公演後に活動停止。
感想
本「新版 ECMの真実」から、この作品に触れている箇所(p253)を引用する。
稲岡
もうひとり、ジャズとニュー・シリーズをまたいだアーティストがいますね。先程も少し話題に出たリード奏者のヤン・ガルバレクですが、彼はヒリヤード・アンサンブルと組んで、例の『オフィチウム』で中世の聖歌を見事に現代に甦らせて圧倒的な支持を得ました。この企画こそアイヒャーならではの創意が働いたものだと思いました。ECMの音楽というのはライブではなかなか再現しにくいのですが、彼らの場合はたちまちのうちに東京芸術劇場を中世の教会に変えてしまいました。そこにサックスが加わっていることに何の違和感もない。久しぶりに生のコンサートの感動を味わいました。彼らはその後も共演していますね。堀内
5年後に『ムネモシュネ(記憶の女神)』(本作)という2枚組の作品をリリースしています。世界各地の古代の民謡と、そうした音楽に基づいた現代曲、そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンなどの中世の聖歌といった広範囲の音楽を集めて、そうした個々の音楽を貫いてい走る一本の糸、生命の永続性という観点を印象付けたような作品です。
さすがに私の部屋が中世の教会のようには思えてこなかったが、心中にはそんな空気が流れていた、合唱とガルバレクの演奏出逢った。
1時間45分の演奏時間は長く感じ、集中力は途切れ途切れで聴いていたが、これが中世の教会となった東京芸術劇場で聴いていたならば、あっという間の1時間45分であっただろう。
2023年7月15日掲載