1998年1月4日(日)の新聞から

トップ記事

日経「共同で新型複合店、西武百貨店 ヨーカ堂 ジャスコ、2000年メド、米社と組み郊外展開」
 
これは実現しなかったようです。

読売「東京三菱など優良行から、公的資金で優先株買い取り、金融安定へ先行実施、政府・自民方針」
 いわゆる資本注入のことです。

朝日「米軍機 相次ぎ急接近、旅客機の緊急回避3件、9月以降に運輸省確認、防止要請後も、米軍側 安全に配慮」
 米軍は常に安全に配慮と言い続けていますね。


この日の日経新聞から

気になった記事
 3面経済面に「個人の自己破産最悪、97年 7万件に迫る、倒産で収入減 中高年増える」とあります。収入を断たれた中高年がバブル期に組んだ住宅ローンの返済が出来ずに、しかも売っても多額のローン残となり、自己破産を選ぶ人たちが増えているとのことです。この増加傾向は続き、2003年には25万件に迫る件数となりました。その後は減少傾向となりましたが、2016年には再び増加となりました。件数こそ7万件弱ですが、その原因には住宅ローンに加えて、高齢者破産や若年僧を中心にした銀行カードローンでの破産が新しい傾向とのことです。


目にとまった広告
 最終面にキッツという会社の広告があります。「ISO9001 日本で最初に取得」と自慢しており、「バブルの総合メーカー」と宣伝しています。私は知らない会社でしたが、1950年創設で今でも活躍されている会社です。
 「ISO9001 日本で最初に取得」に取得については、ネット上で裏付けは取れませんでした。


TV欄を見ると
 今の自分ならば興味津々だけど当時は無関心だった番組があります。NHK教育21:30からの「芸術劇場」です。この日はアバド指揮のベルリン・フィルの定期演奏会を放送しておりました。モーツァルトのピアノ協奏曲は今でも無関心ですが、ブルックナー交響曲第9番は今なら絶対に見逃さないものです。