1996年1月30日(火)の新聞から

トップ記事

日経「環境事業に共同で進出、伊藤忠・川鉄・川重・東ガス、ごみ固形燃料化、発電用、自治体に照準」
 ネットで調べましたが、この四社の共同事業は実現しなかったようです。


読売「処理機構、告発体制強力に、住専不良債権の回収案、大蔵決定、犯罪通報義務付け」

朝日「きょうから住専予算委、責任焦点、だれが、いつ、どんな判断」

 住宅ローン専門のノンバンクである住宅金融専門会社(住専)がバブル崩壊により抱えた不良債権により、1995年には8社中7社が行き詰まりました。この見出し記事にあるように予算委でこの件が大きく取り上げられ、6850億円を一般会計から支出し住宅金融債権管理機構が設立されました。


この日の朝日新聞から

気になった記事
 3面総合面に「富士通が2位に、パソコンの国内シェア、95年、出荷台数は過去最高」との見出し記事があります。NEC - 富士通 - アップル - 日本IBM - 東芝がその順位です。富士通は前年からアップルとIBMを抜いて、2位に躍進しました。

 私は仕事で富士通のPC部門と1980年代後半から関わりましたが、当時は発想は良いが買いたくはならないラインアップでしたが、OSはウィンドウズとなってからは、ソフト開発からハードのコストダウンに方針を移して、この2位躍進につながったのです。


目にとまった広告
 20面の全面広告は、「閉店します」と大きく書かれたもので、広告主はブルーハウスです。全国にある60店舗を、全て閉めるとのことです。私はこの会社を全く知りませんでしたが、ウィキペディアによれば1967年に創業のインテリアショップでした。バブル崩壊で放漫経営が表面化し、この広告となったようです。


TV欄を見ると
 TVKテレビでは、11:45から18:30まで特番を組んでいます。「たてながHAMA大国 生中継 世界一豪華客船、本日横浜港に入港」との内容で、クイーンエリザベス2世号を扱っています。