1995年10月3日(火)の新聞から

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日経「建物保障限度5000万円に、地震保険、大蔵省 1月上げ、家財 家屋損害と分離」

読売「地震保険5000万に拡大支払、総額3兆1000億、抜本改正案判明、来年度移行見通し」

 地震保険に支払い総額、一つの地震での全ての地震保険の支払い総額が決まっているとは知りませんでしたし、驚きです。

 ネットで調べました。日本地震再保険株式会社があり、そこでの記述をそのまま引用します。

 「政府が再保険を通じて関与することで、国民に対し低廉な保険料で安定的に地震保険を提供」とし、その意味を「地震リスクが持つ特性により、民間の損害保険会社のみで地震保険制度を運営することは困難であることから、政府が再保険を通じて関与することで、国民に対し低廉な保険料で安定的に地震保険を提供することが可能となっています。被災されたご契約者に支払われる保険金は、最終的に政府、損害保険会社及び当社が、1回の地震等毎にそれぞれ決められた限度額の範囲内で負担します」としています。


朝日「沖縄基地縮小、促進を検討、政府 安保堅持へ判断、首脳会談で共同文書化、米に働きかけ」



この日の朝日新聞から

気になった記事
 9面 国際面の「トピックス」には、「ひと足早い人気投票」との見出しと写真があります。来年の米大統領選の立候補予定者のステッカーの売れ行きについての記事です。トップは共和党のドール、続いて4年前の湾岸戦争で名を上げたパウエルで、クリントン大統領はイマイチとのことです。

 パウエルは大統領選に出ず、ドールは共和党候補になったものの本選でクリントンに大敗しました。


目にとまった広告
 31面 社会面下の広告に、3件の「お詫びとお知らせ」があります。大塚ベバレジ、不二家、そしてエム・イー・エス特機の3社であり、どれも販売したミネラルウォーターへの異物混入についてのものです。


TV欄を見ると
 テレ東 21:00「開運!なんでも鑑定団」には、「仰天 2000万円の弁当箱」と内容が書かれています。私はこの放送を見ました。弁当箱といっても野弁当箱と呼ばれる骨董品のことで、鑑定士曰く、この弁当箱を出品した方が日本で有数のコレクターとのことでした。